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『つやのよる』

確かに最後はお通夜の場面で終わるのだ(笑)。

原作(井上荒野の小説)は面白いらしい。果たして原作通りなのかどうなのかは知らないけど、これだけ役者を集めてこんなツマラン映画を作ってどうするの。

タイトルロールが(ほとんど)登場せず、周囲の人々の証言によってその「つや」の人物像が浮かぶ上がってくるという『悪女について』パターンかと思いきや、むしろ『桐島…』などと同様に、臨終間際の彼女とかつて関わった、或いは関わらなかった人間たちの心ざわめく生き様を描いて、いきたかったんだろうなあ。

『つやの夫とその元妻と娘とその愛人とその愛人と、従兄とその妻と従兄の愛人と、元夫と元夫の愛人と元夫の愛人の愛人とその妻と、愛人のその妻と、ストーカー相手とその愛人と愛人とその息子と、看護師とその息子』(爆)

話が遠く回りくどくそのわりに進まず、それぞれのエロスもエロも誠に中途半端で、何のためにこのような映画を作ったのかさっぱり分からない。シナリオがダメなら演出もダメで、それぞれの俳優の「地力」と「顔」で辛うじて映画になった。どこをどう直せばいいのか、というか、全部作り直さないとどうにもならないな。撮りっ放しというか散漫というか。画が撮れればいいと思ってるんだろうなあ。しかしこの映画を観て(ロケ地の)伊豆大島に行きたいと思う人は、まずいないだろう。

どうせなら、否、せめてというべきか、阿部寛と小泉今日子や真木よう子、野波麻帆(→唯一の収穫)らとガチに絡んだ芝居が観たかった。

そろそろ、早くお逝定勲とか、書かれるよ。


東映の伝統として一
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